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<<第18回 コナでの一日>>










アロハ! みなさんいかがお過ごしですか?

半年ぶりにAloha from Big Island の再開です。ハワイ島コナの風をお伝えしていきますので、ほっと一息つきたいときにでもお立ちよりいただければと思います。

今回は1ヶ月ほど前にコナに帰ってきたのですが、そのうち半分以上は雨に見舞われてしまいました。ストームが来ていて、終日雨が降っている、ということも少なくなかったのです。ゴールデンウィークも天気が崩れ、日本から遊びにいらしていた観光客の方たちはお気の毒だったかもしれませんね。

コナといえば晴れの町≠ニして知られるほど天候がよくて有名なので、このところの雨にはほんとうに驚きました。動植物や私たち人間にとっても雨はなくてはならない天の恵みですが、ここまで続くといささか気が滅入ってくるのも事実。外出もできず(私のジープはビキニトップといって、前部座席の上しかルーフがついておらず、激しい雨には対応できないのです!)家でおとなしく読書やテレビを見る日々が続きました。

この数日ようやく太陽がまとまった時間顔を出してくれるようになり、私はほんとうに喜んでいます。太陽がさんさんと降り注ぎ、鳥たちは歌い、椰子の葉がそよ風に揺れる。これでこそコナというものです。

今日はハワイでの私の日常生活(晴れヴァージョンです)をご紹介してみましょう。まず朝7時ごろに起床。意識がはっきりするまでリビングのソファに横になり、CDを聴きます。だいたいエンヤかバッハなど穏やかでメロディがきれいな曲を15分ほど。目が覚めたところでコーヒーをいれ、パパイヤやマンゴーなどのフルーツと、パンケーキかエッグマフィンいう朝食をラナイ(ヴェランダ)でとります。

ハワイは天候がいいので(もちろん今回のように例外もありますが……)、ラナイを大きくとった物件が多いのです。たいがい一部屋に相当する広さで、ダイニングテーブルを置いたりテレビとソファを置いたりして実際に部屋のように使っています。私も昼のあいだ家にいるときは、ほとんどラナイで過ごしています。海こそ見えませんが、ラナイの目の前には大きな椰子の木に白と赤のプルメリアの木、黄色のハイビスカスが植えられていて、いつも私の目を楽しませてくれています。

十姉妹や鳩、全身緋色の羽毛に包まれたカーディナルという鳥や、花の蜜を吸う小さな鳥、ミツスイたちが集い、晴れていれば遠くにフアラライの山頂を望むこともできます。山の稜線を見ながらぼんやりするのが最もリラックスできる時間なのです。

私の住んでいるマンションタイプのコンドミニアムはコナの町の中心に近いところに位置しています。歩いて2、3分ほどで海岸線という、海が大好きな私にとっては理想的な立地。居住者専用の大きなプールやBBQエリアもついています。朝食後はラップトップコンピュータを持ってプールサイドの日よけつきのテーブルに陣取ります。遠くの水平線や真っ青な空を流れていく雲を眺めたり、プールで遊ぶ子どもたちを見ながらコンピュータに文章を打ちこんでいくと、あっという間にランチタイム。

部屋に戻って昼食をとり(このところほとんど和食です。ちなみに今日のメニューは白菜、人参、干し椎茸、昆布、厚揚げの入った煮物にモヤシと人参、ニラの野菜炒め、冷奴にオクラと海苔をかけたもの、ワカメの味噌汁にごはん)、ラナイでゆっくりしたあと、ソファで15分ほど昼寝。

午後はビーチに行ってスノーケルをしたり、愛馬タローのいる牧場に行ったり、プールで体を焼きながら読書というのが基本メニューといったところ。見たい映画があるときは映画館に行くこともあります。

3時ごろに部屋に戻ると、ラナイにコンピュータを持ち出して作業開始。カーディナルの高い鳴き声が自然のBGMとなり、心地よい時間が流れていきます。やがて六時半すぎになると、太陽がオレンジの色味を増してきて、サンセットタイムがやってきます。カメラを手に散歩に出かける時間です。

海岸通りのアリイドライブをコナの桟橋方面に向かいながら、夕陽を見るポイントを探して腰を下ろします。まんまるで大きなオレンジ色の太陽がみるみるうちに海の向こうへと沈んでいきます。夕陽が沈んだあとの空はピンクやパープルに染まり、それはそれは美しいのです。この景色を見られるだけでも生きていてよかったと思えるほど心を揺さぶられることも。

ビッグアイランドは、様々な素晴らしい自然の表情と出逢うことができる島です。私が惹かれているのも、この島の不思議な自然の力。ハワイ島で素晴らしい時間を過ごせることに深く感謝しながらコナの夜はふけていきます。

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